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2026年7月27日業務自動化・ワークフロー検証時期:2025年10月

広告数値をプロンプト一つで取得しAIと議論する|ローカルMCPで作る分析環境【AI活用検証vol.37】

広告数値をプロンプト一つで取得しAIと議論する|ローカルMCPで作る分析環境【AI活用検証vol.37】

GA4、Clarity、Google広告のデータを自動集計するところまでは、多くの企業が到達します。その次に欲しくなるのは、人が分析する前にAIが「改善の兆し」や「異常値」を教えてくれる状態です。

この仕組みを構築し、安定稼働に入りました。特に大きかったのは、ローカルMCPを介して、プロンプト一つで最新の広告数値を取得し、その場でAIと改善策を議論できる環境が整ったことです。

この検証の概要

検証時期

2025年10月〜11月(10/25〜11/7)

使用ツール

GA4 API / Clarity API / Google Ads API / Python(MCP)/ GAS

やりたかったこと

散らばったデータを自動集計し、人間が分析する前にAIが改善の兆しや異常値を提案する仕組みを完成させる

達成できたこと

アクセストークンの自動更新による1時間制限の突破/Clarity・GA4のDiscord通知の安定運用

環境面の成果

ローカルMCP経由で、プロンプト一つで最新の広告数値を取得しAIと議論できる環境

状況

安定稼働・週次提案ロジック実装中

本記事は自社での検証記録です。広告ROIの改善幅などの定量測定は行っていないため、数値は掲載していません。

結論:数字を「取りに行く」から「聞けば出る」へ

この構築で最も体験が変わったのがここです。

ローカルMCPを介して、プロンプト一つで最新の広告数値を取得し、その場でAIと改善策を議論できる環境を構築しました。

従来は、数字を確認する作業と、それをもとに考える作業が分断されていました。ダッシュボードを開いて、数字を控えて、別の場所で考える。この往復が思考を止めます。

「この数字どう思う?」と聞ける状態になると、確認と検討が一続きになります。レポートを作ってから議論するのではなく、議論しながら必要な数字を取りにいく形に変わりました。

技術的な到達点:1時間制限の突破

この構築の土台になったのが、認証の自動化です。

リフレッシュトークンを用いたOAuth認証の完全自動化により、アクセストークンの1時間制限を突破しました。

Google系のAPIは、アクセストークンの有効期限が1時間です。定期実行の仕組みでは、これが必ず問題になります。ここを自動化できないと、「動くけれど、しばらくすると止まっている」という状態から抜け出せません。

認証の永続化は地味な作業ですが、ここが片付かないと自動化そのものが成立しません。

環境整備で潰した問題

  • Python実行環境(Pydantic関連)の不具合解消 — MCPを動かすための土台
  • ローカルMCP環境の共有 — 個人の手元だけで動く状態からの脱却
  • リモート環境への移行調査 — ローカル依存を減らすための次段階

ローカルMCPは手軽に始められますが、「その人のPCでしか動かない」状態のままでは組織の仕組みになりません。共有と移行の調査を並行して進めているのはそのためです。

次のフェーズ:週次の提案ロジック

現在は週次提案ロジックの実装中です。

データが自動で集まり、必要なときに聞ける状態はできました。次は聞かなくても提案が届く状態を目指しています。「今週このキーワードの効率が落ちています」といった気づきが、こちらから探しにいかなくても上がってくる形です。

分析業務のルーチン化を解除するには、人が定期的に見に行く前提そのものを外す必要があります。

よくある質問

アクセストークンの1時間制限はどう解決しましたか?

リフレッシュトークンを用いたOAuth認証の完全自動化により突破しました。Google系APIの定期実行では必ず問題になる箇所で、ここが片付かないと自動化が成立しません。

ローカルMCPとは何ですか?

手元の環境で動かすMCPサーバーのことです。プロンプト一つで最新の広告数値を取得し、その場でAIと改善策を議論できます。ただし「その人のPCでしか動かない」状態を脱するため、リモート環境への移行を調査中です。

AIが自動で改善提案をしてくれますか?

現在は週次提案ロジックの実装中です。データの自動集計と、聞けば答えてくれる環境までは完成しています。聞かなくても提案が届く状態が次の目標です。

広告ROIはどのくらい改善しましたか?

この検証では定量測定を行っていないため、数値はお答えできません。環境の構築と安定稼働の確認までの段階です。

まとめ

  • ローカルMCP経由で、プロンプト一つで広告数値を取得しAIと議論できる環境を構築
  • 数字の確認と検討が分断されていた状態から、一続きの作業に変わった
  • 土台はリフレッシュトークンによるOAuth認証の完全自動化。1時間制限を突破した
  • ローカルMCPは手軽だが「その人のPCでしか動かない」ままでは組織の仕組みにならない。共有と移行を並行して進める
  • 次は聞かなくても提案が届く週次ロジックの実装

データ活用の障壁は、データがないことより「見に行くのが面倒なこと」にあります。確認までの手数を削ると、使われ方が変わります。

株式会社AI棒では、こうしたAI活用の検証を日々行い、企業のマーケティング業務の自動化を支援しています。ご相談はお問い合わせフォームから、継続的な伴走支援についてはAI参謀をご覧ください。

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