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2026年7月27日ナレッジ活用・RAG検証時期:2025年10月

AI研修の教材を量産する|DifyのDSLファイルで課題を複製し、Guardrailsで安全性を担保する【AI活用検証vol.32】

AI研修の教材を量産する|DifyのDSLファイルで課題を複製し、Guardrailsで安全性を担保する【AI活用検証vol.32】

AI研修で難しいのは、受講者のレベルに合わせた課題を用意することです。初級者向けと中級者向けでは求める内容が違い、毎回ゼロから作っていては講師側の負担が積み上がります。

この検証では、DifyのDSLファイル(エクスポート形式)を使って、ワークフロー課題を瞬時に複製・提供できるスキームを構築しました。あわせてGuardrailsによる安全なAI利用の定義も行っています。

この検証の概要

検証時期

2025年10月(10/11〜10/17)

使用ツール

Dify / AWS Bedrock / OpenAI Codex

やりたかったこと

ビジネス研修および社内エンジニア教育用として、DifyやAWS Bedrockの活用法を体系化する

構築したもの

Dify DSLファイルによる課題量産スキームDifyへのGuardrails適用

効果

初級から中級者向けのワークフロー課題を瞬時に複製・提供でき、教育効率が大幅に向上

判定

完了(教材化準備完了)

本記事は自社での検証記録です。教材作成時間の削減率などの定量測定は行っていないため、数値は掲載していません。

結論:DSLファイルが課題のテンプレートになる

この検証で最も効果が大きかったのがこれです。

DifyのエクスポートファイルであるDSLを活用すると、初級から中級者向けのワークフロー課題を瞬時に複製・提供できます。結果として、教育効率が大幅に向上しました。

研修では「講師が作った完成形」と「受講者が作りかけの状態」の両方が必要になります。DSLでやりとりできると、この2つを同じ形式で配布・回収できます。

課題を1つ作れば、そこから派生させて難易度の違う複数のバリエーションを用意できる。教材づくりの単位が「1つずつ手で作るもの」から「テンプレートから量産するもの」に変わります。

Guardrailsで安全なAI利用を定義する

研修用途で見逃せないのが、この部分です。

DifyにGuardrailsを適用し、安全なAI利用の範囲を定義しました。

受講者が自由にAIを触る環境では、意図しない入力や出力が起こり得ます。研修の場だからこそ、「やってはいけないこと」を仕組みとして持たせておく必要があります。

ルールを口頭で伝えるだけでは守られません。Guardrailsのように環境側で制約をかけておくほうが、教える側の負担も減ります。

組み合わせたツール

ツール

役割

Dify

ワークフロー課題の作成・配布(DSL)、Guardrailsの適用

AWS Bedrock

セキュリティ要件を踏まえたモデル利用

OpenAI Codex

教材づくりの補助

企業研修では、受講者の入力がどこに送られるかが問われることがあります。AWS Bedrockを選択肢に含めているのは、その要件に応えるためです。

研修設計への示唆

今回の検証から、AI研修を設計する際のポイントを整理します。

  • 課題は複製できる形式で作る — 手作りでは受講者数に対してスケールしない
  • 安全な範囲は環境側で定義する — 口頭のルールでは守られない
  • 難易度のバリエーションを前提にする — 初級と中級で必要な内容は違う

よくある質問

DSLファイルとは何ですか?

Difyのワークフローをエクスポートした形式のファイルです。これをやりとりすることで、作成したワークフローを別の環境に複製できます。研修では課題の配布・回収に使えます。

なぜAWS Bedrockを使うのですか?

セキュリティ要件を踏まえた選択肢として組み込んでいます。企業研修では受講者の入力がどこへ送られるかが問われることがあり、その要件に応えるためです。

Guardrailsは何のために設定するのですか?

受講者が自由にAIを触る環境で、安全な利用範囲を仕組みとして定義するためです。ルールを口頭で伝えるだけでは守られないため、環境側で制約をかけています。

どのくらい教材作成が楽になりましたか?

この検証では定量測定を行っていないため、数値はお答えできません。「課題を瞬時に複製・提供でき、教育効率が大幅に向上した」という定性的な評価です。

まとめ

  • DifyのDSLファイルを使うと、ワークフロー課題を瞬時に複製・提供できる。教材づくりが量産可能になる
  • Guardrailsを適用し、受講者が安全にAIを触れる範囲を環境側で定義した
  • AWS Bedrockを組み合わせ、セキュリティ要件を踏まえた構成に
  • 研修設計では「複製できる形式」「環境側での制約」「難易度のバリエーション」を前提にする

AI研修は内容そのものより、教材を回し続けられる仕組みがあるかで持続性が決まります。今回はその土台を作った検証でした。

株式会社AI棒では、こうしたAI活用の検証を日々行い、企業のリスキリングとAI導入を支援しています。ご相談はお問い合わせフォームから、継続的な伴走支援についてはAI参謀をご覧ください。

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