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2026年7月27日リサーチ・データ収集検証時期:2025年9月

YouTubeのバズ動画リサーチを自動化する|Makeの標準モジュールを捨ててAPIを直接叩いた理由【AI活用検証vol.20】

YouTubeのバズ動画リサーチを自動化する|Makeの標準モジュールを捨ててAPIを直接叩いた理由【AI活用検証vol.20】

YouTubeのバズ動画リサーチや競合分析は、やること自体は単純です。条件に合う動画を探して、再生数と投稿日を控えて、リストにする。単純だからこそ、手作業でやると膨大な時間を吸われます。

MakeとYouTube Data APIを組み合わせ、この動画収集作業をほぼゼロにしました。Makeの標準モジュールでは足りず、APIを直接叩く構成に切り替えたことが鍵でした。

この検証の概要

検証時期

2025年9月(9/16〜9/17)

使用ツール

Make / YouTube Data API v3

やりたかったこと

手動での動画収集・数値チェック(再生数・投稿日等)の工数を削減する

成果

動画収集にかかる作業時間をほぼゼロに短縮。条件に合致する動画リストをスプレッドシート等へ即座に蓄積

設計判断

Makeの標準モジュールでは詳細検索に限界があったため、「API Call」で直接叩くカスタムロジックを構築

判定

完了(汎用ロジック確立)

本記事は自社での検証記録です。削減時間の実測は行っていないため、「ほぼゼロ」という定性的な表現にとどめています。

結論:標準モジュールを捨ててAPIを直接叩く

この検証で最も重要な判断がこれです。

Makeの標準モジュールでは、詳細な検索条件を指定するのに限界がありました。そこで標準機能に頼らず、YouTube Data APIを直接叩く「API Call」モジュールでカスタムロジックを組みました。

この切り替えには2つの効果がありました。

  • 高度なフィルタリングが可能になる — 投稿期間、言語、並び順などを細かく指定できる
  • クォータ(API利用制限)を節約できる — 必要なデータだけを取りに行けるため無駄が減る

ノーコードツールは標準モジュールで組むのが本来の使い方ですが、「痒いところに手が届かない」と感じたらAPIを直接叩く選択肢を持っておくと、できることの幅が変わります。

精度の高いリサーチ環境をどう作るか

検索パラメータを調整できるようになったことで、リサーチの質そのものが変わりました。

調整項目

効果

投稿期間

直近のトレンドだけに絞れる

言語

対象とする地域の動画だけを拾える

並び順

再生数順・新着順などリサーチ目的に合わせられる

条件に合致した動画は、スプレッドシート等へ即座に蓄積されます。あとは溜まったリストを見て判断するだけ、という状態になりました。

つまずいたこと:非エンジニアへの展開

実用面での課題がこれです。APIの仕様理解が必要になるため、非エンジニアにそのまま渡すことができません。

API Callを使う構成は柔軟な反面、パラメータの意味が分からないと触れません。「キーワードを変えたい」というだけの用事でも、エンジニアに依頼することになってしまいます。

対応:パラメータ化してテンプレート化する

解決策として、設定値をパラメータ化し、ユーザーがキーワードや期間を書き換えるだけで済むテンプレートを作成しました。

APIの複雑さはテンプレートの中に隠し、触る場所を「キーワード」「期間」だけに絞るという設計です。これで非エンジニアにも展開できる形になりました。

自動化を組織で使うときは、作った本人以外が触れるかどうかで定着が決まります。「どこを触ってよいか」を絞ることが、そのままマニュアルの代わりになります。

次の展開:GASへの移植

今後の方針として、同様のロジックをGAS(Google Apps Script)へ移植することを検討しています。狙いは実行コストの完全無料化と、さらなる柔軟性です。

Makeは組み立てが速い一方、実行回数に応じたコストが発生します。ロジックが固まった後は、GASに移すほうが安く運用できます。

よくある質問

Makeの標準モジュールでは何が足りないのですか?

詳細な検索条件の指定に限界があります。投稿期間や言語、並び順といったパラメータを細かく制御したい場合は、API Callで直接叩く必要がありました。

APIのクォータは大丈夫ですか?

むしろAPI Callのほうが節約できます。標準モジュールは余分なリクエストが発生しがちですが、直接叩けば必要なデータだけを取りに行けます。

非エンジニアでも使えますか?

そのままでは難しいため、設定値をパラメータ化したテンプレートを作成しました。ユーザーはキーワードと期間を書き換えるだけで使えます。API仕様の理解は不要です。

どのくらい時間が短縮できましたか?

動画収集の作業時間はほぼゼロになりました。ただし実測は行っていないため、具体的な削減時間はお答えできません。

まとめ

  • Make × YouTube Data API v3 で、動画収集の作業時間をほぼゼロに短縮
  • 標準モジュールでは詳細検索に限界。API Callで直接叩くカスタムロジックに切り替えた
  • この切り替えで高度なフィルタリングとクォータ節約を同時に実現
  • 非エンジニアへの展開には、設定値をパラメータ化したテンプレート化が必須
  • 次はGASへ移植し、実行コストの無料化を目指す

ノーコードツールは「標準機能で組む」のが基本ですが、限界を感じたときにAPIへ降りられるかどうかで、実現できる範囲が大きく変わります。

株式会社AI棒では、こうしたAI活用の検証を日々行い、企業の業務自動化を支援しています。ご相談はお問い合わせフォームから、継続的な伴走支援についてはAI参謀をご覧ください。

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