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2026年7月27日リサーチ・データ収集検証時期:2026年4月

Microsoft Copilotの料金プランを整理する|個人・法人でどこまで無料で使えるか【AI活用検証vol.72】

Microsoft Copilotの料金プランを整理する|個人・法人でどこまで無料で使えるか【AI活用検証vol.72】

Microsoft Copilotの料金プランは、Copilot Proの廃止と再編で体系が複雑になりました。「Officeアプリでも使いたい」と思ったとき、どのプランが必要なのかが分かりにくい状態です。

この調査では、個人向け・法人向けそれぞれのプラン体系と、2026年4月15日の仕様変更の影響を整理しました。

この調査の概要

調査時期

2026年4月20日

対象

Microsoft Copilot(個人・法人向けプラン)

やりたかったこと

Copilot Chat単体の無料利用と有料プランで何が変わるかを整理し、用途・規模に合った最小コストプランを選定できるようにする

方法

公式サイト情報・報道情報による情報収集(実機検証は未実施)

判定

条件付きで導入可(用途・コストに応じてプランを選択)

本記事の料金・仕様は2026年4月20日時点の情報です。Microsoftのプラン変更により変動する可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

結論:用途で3つに分かれる

選定の判断はシンプルです。

用途

必要なプラン

チャットのみ

無料で十分、課金不要

Officeアプリと組み合わせたい(最小コスト)

Microsoft 365 Personal(¥2,130/月)

高度なAIエージェント・Deep Research等も使いたい

Microsoft 365 Premium(¥3,200/月)

無料のCopilot Chatでも、基本的なAIチャット・画像生成・Web検索は利用可能です。まず無料で試し、Office内で使いたくなった段階で課金を検討するのが無駄がありません。

個人向け料金プラン(2026年4月時点)

プラン

月払い

年払い

主な内容

無料(Copilot Chat)

¥0

¥0

チャット・画像生成(制限あり)・Web検索

Microsoft 365 Personal

¥2,130

¥21,300

1人用・1TBストレージ・基本Copilot+Officeアプリ

Microsoft 365 Family

¥2,740

¥27,400

最大6人共有・6TBストレージ(AI機能は契約者本人のみ

Microsoft 365 Premium

¥3,200

¥32,000

フルCopilot機能+高度AIエージェント(旧Copilot Pro相当)

注意すべきはFamilyです。最大6人で共有できますが、AI機能は契約者本人のみという制限があります。家族でAIを使いたい目的では選択肢になりません。

Copilot Proは廃止されている

体系が分かりにくくなった原因がこれです。

Copilot Proは2025年に廃止され、「Microsoft 365 Premium」に統合済みです。単体での新規購入はできません。

加えて、2026年3月以降、Microsoft 365 PersonalユーザーもCopilot Chat経由でWord/Excel/PowerPointエージェントが順次使えるようになり、PremiumとPersonalの差は縮まっています。ただしデスクトップOfficeでのフル活用にはPremiumが推奨されます。

Office系アプリでCopilotを使う条件

使いたい機能

必要なプラン

Copilot Chat(Web版のみ)

無料

Office内でのCopilot基本機能

Microsoft 365 Personal以上

Word/Excel/PowerPointエージェント(Chat経由)

Microsoft 365 Personal以上(2026年3月〜順次開放)

デスクトップOfficeでのCopilotフル活用

Microsoft 365 Premium推奨

法人向け:ベースプランにCopilotは含まれない

ここが法人検討時の最大の落とし穴です。

プラン

月額換算(年払い)

Officeアプリ

対象規模

Business Basic

約¥750

Web版のみ

300ユーザー以下

Business Standard

約¥1,560

デスクトップ版込み

300ユーザー以下

Business Premium

約¥2,750

デスクトップ版+高度セキュリティ

300ユーザー以下

これらのベースプランにCopilot機能は含まれません。利用するには別途アドオンが必要です。

プラン

月額(ユーザー/月)

対象規模

購入条件

Copilot Business(キャンペーン ~2026/6/30)

¥2,698

300ユーザー以下

Business Basic/Standard/Premium いずれかが必須

Copilot Business(通常価格)

¥3,148

300ユーザー以下

同上

Copilot Business(月払い)

¥3,778

300ユーザー以下

同上

Microsoft 365 Copilot(大企業向け)

約¥4,500($30相当)

制限なし

Enterprise系ライセンスが必要

つまり法人でCopilotを使うには「ベースプラン+アドオン」の2階建てになります。Business Standard(約¥1,560)+ Copilot Business(¥2,698)で、1ユーザーあたり月額約¥4,258という計算です。

時期に注意:値上げが控えている

  • 法人向けCopilot Businessのキャンペーン価格(¥2,698/月)は2026年6月30日まで。7月以降は¥3,148/月に値上がり予定
  • 2026年7月に法人向けベースプラン(Business Basic/Standard)も値上げ予定

導入時期によって、年間コストが変わります。検討中の場合はこの期限を織り込む必要があります。

2026年4月15日の仕様変更

法人にとって影響の大きい変更です。

組織規模

変更内容

2,000シート以上(エンタープライズ)

Word・Excel・PowerPoint・OneNoteでのCopilot Chatが完全廃止。有料ライセンス必須

300〜2,000シート未満

「Copilot Chat (Basic)」として機能制限が明示される

300シート以下(中小企業)

「標準アクセス」として一部制限(音声機能非提供・ピーク時制限)

個人向け

影響なし

Outlook

全組織で引き続き利用可能(例外)

注目すべきは最後の行です。法人向けで唯一、Outlookだけは全組織で無料のまま継続利用可能です(2026年4月15日以降も)。

「無料でどこまで使えるか」は、アプリ単位で確認する必要があります。組織全体で一律ではありません。

無料と有料で何が変わるか(法人)

機能

Copilot Chat(無料)

Copilot Business(有料)

エンタープライズデータ保護

あり

あり

Webベースのチャット

あり

あり

社内データ(メール・ファイル)への接続

なし

あり

Word/Excel/PowerPoint内統合

制限あり(4/15以降さらに縮小)

フル統合

Teams会議の要約・文字起こし

なし

あり

Outlookのメール要約・下書き

一部のみ

フル機能

カスタムエージェント作成

なし

あり

画像生成

なし

あり

リクエスト上限

約20回/日

実質無制限

有料版の本質的な価値は「社内データへの接続」です。メールやファイルを踏まえた回答ができるかどうかが、無料版との決定的な差になります。

汎用的なチャットだけなら無料版や他社サービスでも足ります。自社のデータを使わせたい場合にのみ、有料ライセンスの意味が出ます。

アプリ別にできること(法人・Copilot Business)

アプリ

できること

Word

提案書・議事録・報告書の下書き自動生成、自然言語での文書指示

Excel

データ分析・集計を自然言語で指示、関数・条件付き書式のサポート

PowerPoint

テキスト指示だけでスライド自動生成

Teams

会議の自動要約、次のアクション提示、遅刻参加者へのキャッチアップ

Outlook

メール自動要約、返信下書き自動生成

他社サービスとの比較

項目

Microsoft Copilot(Premium)

ChatGPT Plus

Google Gemini Advanced

月額コスト

¥3,200

約¥3,000

約¥2,900

Office統合

△(プラグイン経由)

△(Google Workspace連携)

無料プランの充実度

日本語対応

価格帯はほぼ横並びです。差がつくのはOffice統合の深さで、既存のOfficeユーザーには親和性が高くなります。逆に言えば、Officeを使わない用途では選ぶ理由が薄くなります。

よくある質問

Copilot Proはまだ買えますか?

買えません。2025年に廃止され、Microsoft 365 Premiumに統合されました。

ExcelやPowerPointでCopilotを使うには何が必要ですか?

個人ならMicrosoft 365 Personal(¥2,130/月)以上が必要です。デスクトップOfficeでのフル活用にはPremium(¥3,200/月)が推奨されます。法人の場合はベースプランに加えてCopilotアドオンが必要です。

法人でCopilotを使う総額はいくらですか?

ベースプラン+アドオンの2階建てになります。Business Standard(約¥1,560)+ Copilot Business(キャンペーン価格¥2,698)で、1ユーザーあたり月額約¥4,258です。ただしキャンペーンは2026年6月30日までで、7月以降は値上がり予定です。

無料版と有料版の一番の違いは?

社内データ(メール・ファイル)への接続の可否です。Teams会議の要約やカスタムエージェント作成も有料版のみです。汎用チャットだけなら無料版で足ります。

まとめ

  • 選定基準は3つ。チャットのみ→無料/Office連携→Personal(¥2,130)/高度なエージェント→Premium(¥3,200)
  • Copilot Proは2025年に廃止、Microsoft 365 Premiumに統合済み
  • 法人は「ベースプラン+Copilotアドオン」の2階建て。ベースプランにCopilotは含まれない
  • Copilot Businessのキャンペーン価格(¥2,698)は2026年6月30日まで。7月には値上げ予定
  • 2026年4月15日以降、2,000シート以上の組織ではOffice内Copilot Chatが完全廃止。ただしOutlookは例外的に継続
  • 有料版の本質的な価値は社内データへの接続。汎用チャットだけなら無料版で足りる

AIツールの選定では、機能一覧より「無料でどこまでできるか」を先に把握すると判断が速くなります。そのうえで、自社データを使わせる必要があるかを基準に置くと迷いません。

株式会社AI棒では、こうしたAI活用の検証を日々行い、企業のAIツール選定・導入を支援しています。ご相談はお問い合わせフォームから、継続的な伴走支援についてはAI参謀をご覧ください。

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